リチャード・ハミルトン、カーメロのピストンズ入団を“仮想”「すでに優勝3回はしていた」

ポートランド・トレイルブレイザーズのカーメロ・アンソニーは、2003年のドラフト1巡目3位指名でデンバー・ナゲッツに入団した。しかし、当初は2位指名権を持つデトロイト・ピストンズがカーメロを指名する予定だったのは有名な話だ。2004年のピストンズ優勝メンバーであるリチャード・ハミルトンが、元NBA選手のマット・バーンズとスティーブン・ジャクソンがホストを務めるポッドキャスト番組『ALL THE SMOKE』で、カーメロについて語った。 クリーブランド・キャバリアーズがレブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)を全体1位指名したのに続き、ピストンズが実際に獲得したのはカーメロではなく、大型センターのダーコ・ミリチッチだった。 ピストンズは2003-04シーズンに54勝を挙げ、第3シードから14年ぶりのファイナルへ進出。チャンシー・ビラップス、ハミルトン、テイショーン・プリンス、ベン&ラシードの“ダブル・ウォーレス”ら職人肌の選手たちを中心に、コービー・ブライアントとシャキール・オニールを擁するレイカーズを撃破して頂点に輝いた。2連覇こそ逃したが、翌2004-05シーズンにもファイナル進出を果たし、リーグ屈指の強豪の地位を確立した。 カーメロがドラフト3位指名でナゲッツに行ったことについて問われたハミルトンは、「もしカーメロが俺たちに加わっていたらと、俺とチャンシー(ビラップス)は話していた。(レブロン・ジェームズ率いる)クリーブランド(キャバリアーズ)が俺たちを倒せたとは思わない。カーメロ・アンソニーの物語は異なっていたと思う」と見解を述べた。 当時のピストンズはベン・ウォーレスの高い守備意識が浸透し、スタイル確立に成功。オフェンスマシンのカーメロがフィットできたかは疑問視されてきたが、ハミルトンは問題ないと考えていたという。 「ベンがデトロイトで築き始めた守備の哲学に倣い、俺たちは足並みを揃える必要があった。カーメロが加わっていたら、彼のキャリアはまったく違う物語を描いていたと思う。すでにチャンピオンシップ3回は手にしていただろう。カーメロはチャンピオンだったはずだ」 そしてハミルトンは、カーメロが加入していた場合は数年後にチームを任せることになっただろうと予想。もしリーダーシップを取ってくれる若手がいれば、自身もキャリア14年ではなく20年はプレイできたと語った。 「俺とチャンシーはワイドオープンのショットを決める。テイショーン(プリンス)、ラシード、ベンは自分の仕事をする。俺たちにエゴはいっさいなかった。俺たちにとって唯一重要だったのは、試合で勝つことだった。俺たちは実際に勝って、NBAチャンピオンを名乗ることができた。誰が栄誉を手にしたかなんて微塵も気にしていない。結局、試合に勝てば給料をもらい、個々の成功を手にできるというふうに感じていたからね」 結局、ここまでのキャリア17年でNBAタイトルを手にできていないカーメロ。現役引退までに優勝の美酒に酔いしれることはできるだろうか。

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