観客に対して不適切なジェスチャーをしたとして、クリーブランド・キャバリアーズのトリスタン・トンプソンに1万5000ドル(約170万円)の罰金処分が言い渡された。この処分は、NBAバスケットボール運営部門エグゼクティブ・バイスプレジデントのキキ・バンダウェイ氏により発表された。 問題の場面は、現地12月3日にブルックリンのバークレイズ・センターで行われたキャバリアーズ対ブルックリン・ネッツの試合終了直後に起こった。 キャバリアーズが2点リードして迎えた最後のプレーで、ネッツのスペンサー・ディンウィディーが逆転勝利を狙ってサイドライン沿いからスリーポイントシュートを放ったが、トンプソンの的確なコンテスト・ショット(シュートチェック)によりシュートの軌道が外れ、キャバリアーズが99対97で辛くも勝利をおさめた。 その最後のプレーを観客席から撮影していたファンのスマートフォン映像に、試合終了のブザーが鳴った直後、最前列から野次を飛ばしていた観客に向かって中指を立ててロッカールームへと歩き去っていくトンプソンの姿が映し出されていた。 この試合で、トンプソンは19得点、14リバウンドと大活躍していた。