新型コロナウイルスの影響で中断されているNBAが、6月中に今シーズンの再開可否を決定する予定であることを、『ESPN』のブライアン・ウィンドホースト記者が5月19日(日本時間20日)に放送された『Get Up』で報じている。 「6月上旬か中旬までにリーグは決断を下す予定だ。今季の再開可否については、その時点での新規感染者数を基に判断が下されるようだが、リーグは再開を前向きに検討している」 アメリカではNBAの計11チームが本拠地を置くニューヨーク州、テキサス州、フロリダ州、カリフォルニア州が、無観客試合という条件でスポーツリーグを早期再開する方針を表明している。『New York Times』のマーク・ステイン記者によると、リーグが再開される場合、フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールドと、ネバダ州のラスベガスが開催地の有力な候補として挙がっており、開催前に各チームはそれぞれの練習施設でトレーニングキャンプを行うことが濃厚であるという。 現時点ではリーグ再開における明確な決定は下されていないが、リーグは今季中の再開に向けて本格的に動き出したようだ。