ダラス・マーベリックスのオーナーであるマーク・キューバンが、『ESPNダラス』のラジオ番組に出演し、今後のNBAについて意見を述べた。そのなかで、今シーズンの再開、そして来季の開幕時期について言及したと地元紙『Fort Worth Star-Telegram』が報じている。 「最悪の場合、スケジュールを圧縮して7月後半から8月上旬の再開となる。私の予想だけどね。ウォームアップとしてレギュラーシーズンを数試合行い、プレイオフの組み合わせを決め、そしてプレイオフを開始する」 現在中断している今シーズンに関して自身の意見を示したキューバンは、続けてドラフト、選手たちのワークアウトや休養期間などを考慮し、来季の開幕をクリスマスにするべきだと主張。NBAではロックアウトが起きた2011-12シーズンをクリスマスに開幕させているが、キューバンはここ数年にわたりシーズンのクリスマス開幕を提唱してきた。 クリスマスを開幕時期にして通常のスケジュールをこなした場合、シーズンが終了するのは夏となる。かつてキューバンは、リーグが夏に試合を開催することを拒む理由として同時期にTVの視聴数が減少することを挙げていたが、ストーリミング配信の増加など、ここ数年でTV業界の環境が大きく変化したこともあり、今であれば夏に試合を行っても問題はないと考えているとした。 「上手くいく要素はいくつもある。私は大賛成だ」