ロペス兄弟は蚊帳の外!? バックス、“選手専用グループチャット”に2人がいないワケ

NBAは新型コロナウイルスの影響で3月12日(日本時間13日)にレギュラーシーズンを中断し、間もなく2カ月が経過しようとしている。大都市ニューヨークを中心に混乱が拡大していたが、一部の州で外出制限が緩和されていることに伴い、同地域に拠点を置くチームの練習施設を5月8日(同9日)から個人練習で使用解禁する(状況次第で延長の可能性あり)予定。第3週からの活動再開を視野に入れているミルウォーキー・バックスは、選手間のコミュニケーションに抜かりはないようだ。 3月11日(同12日)にユタ・ジャズのルディ・ゴベアに新型コロナウイルスの陽性反応が確認され、NBAは即座にシーズンの中断を決定。その後もドノバン・ミッチェル(ジャズ)、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)ら選手たちの感染が確認された。 リーグ首位(53勝12敗)を走っていたバックスは、チーム活動が休止しているなかでもビデオ会議アプリ『Zoom』を活用して自宅で調整を継続。選手たちもグループチャットを通じて定期的に連絡を取り合っているというが、ブルックとロビンのロペス兄弟だけがそこにいないという。 「なぜか? それは、彼らがiPhoneを持っていないからだ」 『ESPN』のエリック・ウッドヤード記者はこのように綴り、5日(現地時間6日)にビデオアプリを通じて行われたチームインタビューで、双子の弟ロビンが笑って発したコメントを紹介している。 「俺は(スマートフォンの)アンドロイドは持ってるんだけどね。だから、俺はみんなの蚊帳の外なんだ(笑)」 バックスのiPhone専用グループチャットでは、昨季MVPのヤニス・アデトクンボを中心に盛り上がりを見せているという。先発ポイントガードのエリック・ブレッドソーは「ヤニスはグループチャットでたくさんジョークを飛ばしているよ」と証言。5年目のパット・カナトンも、「僕たちは自分たちのケミストリー、チーム内でのお互いの関係に自信を持っている。連絡を取るために毎週『Zoom』を使う必要がないくらいさ」と力強く語っている。 シーズンが無事再開となった場合、バックスの選手たちが中断前以上のケミストリーを見せられるか、大いに注目が集まる。

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