ポートランド・トレイルブレイザーズのザック・コリンズは、今シーズン開幕3試合目で肩を負傷し、それ以降ずっと戦列を離れている。シーズン中、サイドラインで観戦する日々が続いたが、そんな状況でもベテラン選手から多くのことを学んだと語った。 地元TV局『NBCスポーツ・ノースウェスト』の番組に出演したコリンズは、ハッサン・ホワイトサイド、カーメロ・アンソニーというベテラン勢のプレイを観ることはとても自分のためになったと述べている。 「(怪我により)ビッグマンは彼1人という状況は、ハッサンにとって大きなチャレンジだったと思う。リバウンド、ブロック、ゴール下での得点と、多くのことを1人でやらなくてはいけなかった。そこでの彼のプレイを観るのは、自分にとってとても意味のあることだった」 昨年11月にブレイザーズと契約を結んだアンソニーについては、キャリア17年目を迎えているベテランの経験値を称賛している。 「メロ(アンソニー)は自分にとって、非常に参考になる選手だ。とても賢く、色々なことが見えている。彼はハドルで、実際にどんなプレイが起きているのかを説明してくれる。その上でその後のプレイを見ていると、試合の流れにおいて彼がどういったプレイをしているかが理解できるんだ」 コリンズは3年目の今シーズン、故障前に出場した3試合で1試合平均9.0得点、4.0リバウンドを記録。過去2シーズンと比べ、出場時間も平均28.7分と大きく増やしており、チームの主力として飛躍が期待されていた。