ポートランド・トレイルブレイザーズのロドニー・フッドは、昨年12月に左アキレス腱を断裂する重傷を負い現在もリハビリを続けている。その彼が地元紙『オレゴニアン』の取材に応じた。 「自分が何のために活動しているのか分からないなかで、日々を過ごすのは本当にタフだ。ただ、自分のために小さな目標を設定して取り組む方法を学んだ。もし、健康な状態なら笑ってしまうようなものだけど、歩き方を忘れている今は、とても大変かつ楽しいチャレンジになっている。すべての退屈なことにどう対処していくかにワクワクしている」 このように現在の心境を語ったフッドは、週3日にわたってチーム施設で復帰に向けたワークアウトに励んでいる。本来なら新型コロナウイルスの感染対策として、選手は施設への訪問を禁じられているが、バスケットボール部門代表のニール・オルシェイ、ヘルス&パフォーマンス部門のディレクターを務めるジェシー・エリスがリーグに掛け合い、故障しているフードは特例として認められた。 2018-19シーズン途中に彼は、クリーブランド・キャバリアーズからトレイルブレイザーズに移籍。そこでセカンドユニットとして効果的な働きを見せてチームのカンファレンス決勝進出に貢献すると、今シーズン開幕前に2年契約を結んだ。契約の2年目はプレイヤーオプションとなっているが、本人はチームに残留する意向だ。 「契約とか色々なことで問題がない限り、来シーズンも自分はポートランド・トレイルブレイザーズのユニフォームを着ているはずだよ」