4月15日、ワシントン・ウィザーズがチーム公式ツイッターで、八村塁のライブインタビューを実施した。 ファンから送られてきた様々な質問に答えるなか、「プレシーズンで対戦したいBリーグのチームは?」と訊かれた八村。「それは…すごい質問ですね…」と思わず考え込んだあと、「トヨタ(アルバルク東京)は何人か知ってる選手もいるので、やったら面白いんじゃないかと思いますね」と語り、続けて対戦したい選手についても述べた。 「対戦したいのは富樫勇樹くん(千葉ジェッツ)ですかね。マッチアップは楽しい感じになると思います。(八村の出身地を本拠とする)富山グラウジーズでも面白いかもしれないですね」 先日参加していた『NBA 2Kプレイヤーズ トーナメント』については、「『2K』が強いわけではなかったので(参加するべきか)迷った」と悩んでいたことを明かしたが、「本気でやり合うところが楽しかった」と結果的に楽しめたと語り、大会を振り返っている。 実際にマッチアップして手強かった相手には、カーメロ・アンソニー(ポートランド・トレイルブレイザーズ)とジェームズ・ハーデン(ジェームズ・ハーデン)の名前を挙げた。 「小さな頃から見ていた好きな選手」だと語ったアンソニーについては、「自分が何がうまいか、有利なポジションをわかっている選手。ベテランで長くやっているところが出ている」とその凄さを説明。 ハーデンに関しては、昨年11月の直接対決で59得点を奪われたことを引き合いに出し、「離せば3Pを打たれて決められますし、速くて、身長も僕と同じくらいあるので、抜かれたらすぐダンクされる。守っていて難しい選手」と評した。 新型コロナウイルス拡大防止のための外出自粛で練習ができない高校生からアドバイスを求められると、八村はこんな状況でも前向きに物事を捉えることが大事であると語った。 「テレビで自分のプレイを見たり、NBAの試合やFIBAの試合を見たりとか、いろんな勉強ができると思う。自分も怪我しているとき、あんなに自分のバスケを見たことがなかったので、いろいろ学べた。いいチャンスだと思って前向きに、ポジティブにやっていかないといけない」 八村は最後に、シーズン再開の見通しはいまだ不透明だが、この時期を全員で乗り越えようとファンにメッセージを送っている。 「今、すごく大変な時期ですけど、僕が思うに本当にどうしようもないこと。手洗い、うがいとかが大事ですし、どれだけハッピーでいられるかが大事だと思います。ストレスになるのが一番良くない。こういうときにどれだけ自分で楽しいことを見つけて、どれだけポジティブでいられるかが大事だと思う。いろいろ考えさせられる時期だと思いますけど、NBAも(シーズンに)戻ろうとがんばってやっているので、しっかりとみんなで力を合わせて、乗り越えていけたらいいなと思います」
「八村塁選手 Twitterライブインタビューpresented by NEC」は、ウィザーズの公式ツイッター上で実施。前半は英語で約15分、後半は日本語で約23分、トータル約38分インタビューが行なわれた。