4月14日(日本時間15日)、アメリカのドナルド・トランプ大統領が、スポーツ団体の競技再開に関するアドバイザーのリストを発表した。 『Yahoo Sports』のジャック・ベイアー記者によると、リストにはアメリカの各スポーツ団体のコミッショナーや、大きな影響力を持つチームオーナーの名前が並んでおり、NBAからはアダム・シルバー・コミッショナーと、ダラス・マーベリックスのオーナーであるマーク・キューバンが指名されている。 トランプ大統領は、リストを発表する会見で「私は、スポーツを1日も早くこの国に取り戻したい。私たちは、スポーツを取り戻さないといけないのだ。私は、14歳のときに観た野球の試合の再放送を観るのに飽き飽きしている。だが、実際には、その再放送を観ている暇はほとんど無い。私は、1番バッターを観終わったら、すぐに公務に戻っている」と、各スポーツの再開に向けて強い意欲を見せた。 発表された14名のアドバイザーは以下の通り。 アダム・シルバー(NBAコミッショナー) ロブ・マンフレッド(MLBコミッショナー) ロジャー・グッデル(NFLコミッショナー) ダナ・ホワイト(UFCプレジデント) ジェイ・モナハン(PGAツアー・コミッショナー) マイケル・ワン(LPGAコミッショナー) パトリック・ギャルブライス(USTAチェアマン) ドン・ガーバー(MLSコミッショナー) ビンス・マクマホン(WWEチェアマン) レサ・ケネディー(NASCARバイス・チェアパーソン) ギャリー・ベットマン(NHLコミッショナー) ロバート・クラフト(ニューイングランド・ペイトリオッツ・オーナー) ジェリー・ジョーンズ(ダラス・カウボーイズ・オーナー) マーク・キューバン(ダラス・マーベリックス・オーナー) キューバン・オーナーは、過去にトランプ大統領を批判して衝突したことがあり、つい先日は、今年の大統領選に独立候補として出馬する可能性を捨てていないと発言したばかりだった。