4月9日(日本時間10日)、フェニックス・サンズのデビン・ブッカーがスペシャルオリンピックスのグローバル・アンバサダーに就任したと、『ESPN』のマリカ・アンドリュース記者が報じた。 ブッカーは、17歳の妹が欠失症候群という染色体異常により中度から軽度の知的障害を持っている関係で、知的障害を持つ人々が社会生活を送るうえで直面する様々な問題の解決について取り組んでおり、NBAキャリアを通じてスペシャルオリンピックスとも密接な連携を続けている。 今回の就任について、ブッカーは「とても興奮している。これまでにも、時々スペシャルオリンピックスのパートナーを務めてきた。妹と一緒に成長し、彼女が日々直面する挑戦を目の当たりにしていることが、僕を駆り立てている」とコメントした。 現在、妹と母親と一緒に自宅で自主隔離しているブッカーは「今は、完全に3人だけで過ごしている。常に彼女たちと過ごすことで、自分が誰かから感染することだけでなく、自分が感染源になり、自分よりも重篤になりやすい人に新型コロナウイルスを伝染させることを防がなければならないと強く思うようになった」と語っている。 今後、ブッカーはアンバサダーとしてスペシャルオリンピックス・アリゾナとの連携を継続し、スペシャルオリンピックスの若いアスリートたちとSNS上でコミュニケーションをとったり、国際大会に参加する予定だ。 スペシャルオリンピックスの詳細は、下記スペシャルオリンピックス日本公式サイトから。