3月11日(日本時間12日)にユタ・ジャズのルディ・ゴベアがNBA初の新型コロナウイルス感染者となったことを受け、リーグは無期限のリーグ中断を決定した。リーグ中断から100試合以上が見送られることとなった中、ボストン・セルティックスのブラッド・スティーブンズHC(ヘッドコーチ)は、いまだ未定である今季再開に備え、準備をしていることを明かした。 『NBA.com』が28日(同29日)に発表したレポートによると、スティーブンズHCは、「今はまだバスケットボールを語るのは適切な時期ではない」という前置きをした上で、「セルティックスの各選手はいつリーグが再開されてもいいよう、コンディション維持を行っている」とコメントしたそうだ。 同メディアによると、セルティックスは選手たちにエアロバイクと筋力トレーニング器具を支給しており、各選手はそれぞれの自宅で自主的なトレーニングを行っているとのこと。スティーブンズHCもまた、プレイオフに備えてライバルチームのビデオ分析を開始したという。 通常であればレギュラーシーズン終了後に行うビデオ分析を早くも開始したスティーブンズHCは、その理由について以下の通り語っている。 「(ビデオ分析は)リーグが再開された時に何をすべきか、また練習に戻る時に何に集中する必要があるかを知るために役立つ。長期にわたりリーグが中断されているこのユニークな状況の中、我々が再びシーズンに順応し、調整するために必要だと感じている」