現在カンファレンス第9 位につけているポートランド・トレイルブレイザーズが、7シーズン連続でプレイオフ進出を果たすためには、残りの試合で出来る限り白星を挙げる必要がある。そして、勝利を重ねていく上でディフェンスが鍵を握ることとなるだろう。 「これからが僕らのプレイオフ進出をかけた最後のひとふんばりだ。絶対に物にしなければならない。ディフェンス面が最大のカギとなる」 そう語ったのはチームのエースであるデイミアン・リラードだった。 リラードは、チームメイトのトレバー・アリーザ、テリー・ストッツHC(ヘッドコーチ)と共に、プレイオフ進出にかけた意気込みを語ったと、『Yahoo! Sports』が3月11日(日本時間12日)に報じている。 10日(同11日)のフェニックス・サンズ戦に勝利した試合後のインタビューでアリーザは、「勝因はコート上でのいいコミュニケーションにあった。すべての試合に勝たなければならない」と語った。 リラードは、「これが最後のチャンスだ。オフェンス面では何とかなるが、勝つためにはディフェンスを強化する必要がある」とアリーザのコメントにかぶせるように語った。 さらに、ストッツHCは次戦で迎えるメンフィス・グリズリーズについて、「我々はメンフィス戦で1勝1敗と引き分けだ。次の試合では彼らを破り、彼らに追いつくことが最重要課題だ」とコメントしている。 ブレイザーズがサンズ戦に勝利し、グリズリーズが同日に行われたオーランド・マジック戦に敗戦したことで、ブレイザーズは第8シードをかけたグリズリーズとのレースを3.5ゲーム差まで縮めた。 現在ウェスタン・カンファレンス9位タイにつけるブレイザーズ、ニューオーリンズ・ペリカンズ、サクラメント・キングスと、それを追うサンアントニオ・スパーズが第8位の座を狙っている。 プレイオフ第1ラウンドで、おそらくロサンゼルス・レイカーズとあたるであろう第8シードをどのチームが掴むのか、注目が集まっている。