2月27日(日本時間28日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが、2つのテクニカルファウルを取られ、途中退場した。彼は今季すでに14つのテクニカルファウルを取られており、あと2つ取られてしまうと1試合出場停止が科されることとなる。 元NBA選手で現在は『TNT』で解説者として活躍するチャールズ・バークレー氏は、同日に放送された『NBA on TNT』にて、「彼(グリーン)はいつも通りトリプル・シングルを記録したね」と発言し、他の解説者の笑いを誘った後、グリーンの態度について以下の通り批判している。 「彼は何故ほかのプレイヤー(ステフィン・カリーやクレイ・トンプソン)とプレイしている時は文句を言わないのに、分が悪いと文句をたれるのかね? 主力を欠いている今のウォリアーズでは、彼が頑張らなければいけないのに、どうやら彼はプレイしたくないようだ」 ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)もまた、試合後のインタビューでグリーンが感情を露わにしたことで退場となったことに対し、「後半に彼を必要としていた」と不満を表明している。 この試合、10分間のプレイタイムで2得点、4アシスト、1リバウンドを挙げていたグリーンは、第2Q(クォーター)に2つ目のテクニカルファウルを取られ退場した。3度オールスター出場を誇るグリーンは今季、平均8得点、6.2アシスト、6.2リバウンドにとどまっており、フィールドゴールと3ポイントシュートの成功率はそれぞれわずか38.9%と27.9%となっている。