名手オスカー・ロバートソン、後輩ヤニス・アデトクンボを称賛「得点のエキスパート」

ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボはシーズンMVPに輝いた昨季に続き、今季も平均29.7得点、13.7リバウンド(ともにリーグ4位)、5.8アシスト、1.06スティール、1.09ブロックを挙げてリーグ首位を走るチームを牽引している。フランチャイズOBの名司令塔オスカー・ロバートソンも、才能あふれる後輩を称賛している。 2012年、ギリシャ2部フィラスリチコスでプロキャリアをスタートさせたアデトクンボは、翌年にドラフト1巡目15位でバックスに指名され、2014-15シーズンから主力に定着。ポイントガードからパワーフォワードまで4つのポジションをハイレベルにこなし、2016-17シーズンには史上初めて得点、アシスト、リバウンド、スティール、ブロックの主要5部門すべてでリーグトップ20入りを果たした。昨季は平均27.7得点、12.5リバウンド、5.9アシスト、シュート成功率57.8%を記録して自身初のシーズンMVPを受賞している。 7年目の今季も、過去にカリーム・アブドゥル・ジャバーら3人しか達成していない平均30得点、13リバウンド、5アシスト以上は射程圏内。ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズとともにシーズンMVPの有力候補に挙げられているが、元祖“トリプルダブルマスター”として名を馳せたロバートソンもアデトクンボのポテンシャルに舌を巻く。 バックス公式ツイッターのインタビューで、自身がプレイした1960~70年代の違いを尋ねられたロバートソンは、「今は私がプレイしていた頃より1対1が多い。ヤニスは得点のエキスパートだ。本当に素晴らしい」と“万能戦士の後輩”に称賛の言葉を送った。 これを受け、『Clutchpoints.com』のアシシュ・マーサー記者も「ロバートソンは今日、より多くの1対1が行われていると考えている。これはバックスにとっては優位だ。ヤニスという最も支配的な選手がいるからだ」と主張している。 すでにプレイオフ進出を決めているバックス。大黒柱のアデトクンボを中心に、ロバートソンが在籍した1971年以来となるリーグ優勝を目指す。

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