メンフィス・グリズリーズの新人ブランドン・クラークが、右脚の大腿四頭筋を痛め戦線離脱することが分かった。『AP通信』によると2週間後に再検査の予定となっており、少なくともそれまでは欠場する。 クラークは、2月24日(日本時間25日)に行なわれたロサンゼルス・クリッパーズ戦の試合開始直後に負傷退場。当初、チームは臀部の痛みと発表していたが、検査の結果、大腿四頭筋に問題があることが分かった。 今年のドラフト1巡全体21位指名のクラークは、ここまで50試合に出場して1試合平均12得点、5.8リバウンド、1.4リバウンドを記録。同じ新人のジャ・モラントを中心とした若手主体ながら、ここまでプレイオフ出場圏内と健闘するグリズリーズで主力の一員を担っていた。 グリズリーズは、21日(同22日)のロサンゼルス・レイカーズ戦で1試合平均16.9得点、4.7リバウンドを挙げているジャレン・ジャクソンJr.が左膝を痛めて離脱中。こちらは、2週間以内に再検査のスケジュールとなっている。 現在、チームはウェスタン・カンファレンスで8位につけているが、25日(同26日)の時点で9位のポートランド・トレイルブレイザーズとは3ゲーム差、さらにニューオーリンズ・ペリカンズ、サンアントニオ・スパーズの両チームが4ゲーム差で追っている。レギュラーシーズンも終盤戦に突入していく中、ジャクソンJr.、クラークと主力が相次いで負傷する危機でどこまで踏ん張れるのか、正念場を迎えている。