2月14日(日本時間15日)、NBAオールスター2020のライジング・スターズに参戦するダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが、イベント前に行われたメディア取材に対応した。オールスターに選出されたこと、また同世代のザイオン・ウィリアムソンや八村塁などについて語っている。 ――ヨーロッパからNBAに入り2年目でオールスターに選出、ここまで早く成功すると思っていた? ドンチッチ:いや、思わなかったよ。ここまで本当に早かった。ここ5年で様々なことが起きたね。レアル・マドリードにいた子どもがNBAのオールスター選手になった。時間が過ぎるのは早いね。 ――NBAの新世代を代表するひとり、ザイオン・ウィリアムソンについての印象は? ドンチッチ:まだ10試合しかプレイしていないのに、25得点ぐらいアベレージしている(実際は22.1得点)。彼は規格外のビーストだ。彼のような選手は見たことがないし、素晴らしい選手になるだろうね。 ――ヨーロッパとNBAで違いは感じる? ドンチッチ:まずルールが違うかな。ヨーロッパではよりチームプレイが重要になる。ルールのこともあり得点をするのはよりタフだし、あとコートが小さい。だからバスケットボールのスタイルは全く違うね。 ――八村塁の印象を聞かせてくれる? ドンチッチ:彼は素晴らしい選手になると思う。様々なことができるということを証明しているし、彼は本当に良い選手だよ。 ――あなたは若くして成功を手にしたけど、バスケットボールをプレイする子供たちが成功するためにはなにが必要? ドンチッチ:ただ努力を続け、またそれを楽しむこと。僕はバスケットボールを愛している。練習も大好きだし、試合をプレイするのもそう。自分が愛することを見つけることがアドバイスかな。 ――オールスターに選出された気持ちは? ドンチッチ:特別なことだね。ここにいることができるだけでもスペシャルだ。子供の頃からの夢で、今はそこにいる。まだ信じられないけどね。人生一度きりの経験とも言えるし、とにかく楽しむよ。