2月14日(日本時間2月15日)、今年1月に亡くなったデイビッド・スターン前NBAコミッショナーと先月亡くなったコービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)への追悼を込めた黙祷とともに、NBAオールスター最初のイベントとなる『セレブリティゲーム』がスタートした。 WNBAシカゴ・スカイの本拠地であるウィントラスト・アリーナで開催された同イベントは、『ESPN』の名物コメンテーターであるスティーブン・A・スミスとマイケル・ウィルボンがそれぞれチームのコーチを務めた。 シカゴ出身のウィルボン率いるホームチームは、俳優のジェシー・ウィリアムズがアシスタントコーチに抜擢され、俳優としても活躍するラッパーのコモンがチームキャプテンを務めた。その他チームメンバーは、今年のNFLスーパーボウルのハーフタイムショーにも登場した人気レゲトンアーティストのバッド・バニー、俳優でコメディアンのハンニバル・ブレス、4度のアメリカン・ミュージック・アワード受賞を誇るアーティストのケイン・ブラウン、米人気TV番組『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』の音楽ディレクター兼ハウスバンドのリーダーを務めるミュージシャンのジョン・バティステ、俳優でコメディアンのアレックス・モファット、博愛主義者としても有名なシェフのホセ・アンドレス、コメディアンのフェイメス・ロス、ラッパーのジデーナ、WNBAのロサンゼルス・スパークで活躍するチェルシー・グレイ、元NBA選手のクエンティン・リチャードソンが出場した。 スミス率いるアウェイチームでは、人気シェフのガイ・フィエリがアシスタントコーチを務めた。3度のグラミー賞受賞を誇るラッパーのチャンス・ザ・ラッパーがキャプテンを務めたアウェイチームでは、2018年に同イベントのMVPに輝いたラッパーのクエボを筆頭に、チャンス・ザ・ラッパーの弟でもあるラッパーのテイラー・ベネット、俳優のラロイス・ホーキンズ、元NFL選手でもある俳優兼コメディアンのアンソニー・アダムス、NBA2Kシリーズを手掛ける2Kスポーツ社のマーケティング・ディレクターを務めるロニー・2K、俳優でコメディアンのリル・レル・ホウェリー、WNBAのラスベガス・エーシスで活躍するエイジャ・ウィルソン、元NBA選手のダリアス・マイルズが出場した。 アダムスのレッグスルーやスミスのセレブリティゲーム史上初となるテクニカルファウルが会場を沸かせた同イベントは、62-47でホームチームが勝利し、キャプテンを務めたコモンが本年度のMVPに輝いた。