ケビン・デュラント、サンダー退団の理由を告白「システムにうんざりしていた」

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ケビン・デュラント(現ブルックリン・ネッツ)は2016年夏、NBA入り後9年間を過ごしたオクラホマシティ・サンダーを離れ、ゴールデンステイト・ウォリアーズへ移籍した。ステフィン・カリー、クレイ・トンプトン、ドレイモンド・グリーンらと強力なユニットを形成し、2017~18年にリーグ2連覇を果たしたのは記憶に新しいが、なぜ愛着のあったサンダーを離れたのか。改めて、当時決断に至った理由を明かしている。 元NBA選手のマット・バーンズとスティーブン・ジャクソンがホストを務める『SHOWTIME』のポッドキャスト番組『ALL THE SMOKE』に出演したデュラント。「なぜサンダーを離れたのか」というテーマに対し、包み隠さず事情を語った。 「ウォリアーズに興味をそそられた。OKC(サンダー)では多くのアスレティックな選手とプレイしていた。技術的に優れた選手とはあまり一緒に戦ってこなかった。変化が必要だったんだ」 2016年にサンダーからフリーエージェントとなった際、複数のオファーがあったなかで、ウォリアーズが「プレイしたいチームだった」という。その理由は、戦術における役割にあったという。 「アンドレ・ロバーソンは守備ができる。彼は素晴らしい選手だった。だけど彼は3ポイントでチームの力になれないと分かっていたし、世界中の誰もがそれを理解していた。3ポイントを打たない選手がいる場合、守るのは簡単だ。だから、そのシステムでプレイすることにうんざりしていた。僕は3ポイントやジャンプショットを決められる唯一の男でいなければいけないことにうんざりしていた」 2015-16シーズンのカンファレンス決勝でデュラント擁するサンダーはウォリアーズと対戦。シリーズは最終第7戦までもつれ込む熱戦となったが、当時主力だったラッセル・ウェストブルック(現ヒューストン・ロケッツ)、ロバーソン、サージ・イバーカ(現トロント・ラプターズ)、スティーブン・アダムズらは3ポイントシュートを得意としておらず、“デュラント対策”は容易で、最終的に力負けしてファイナル進出のチャンスを逃した。 「ウィリアーズは僕にとってまったく別のチームだった。だから、そこに行ってプレイしたいと思った。シリーズの勝敗は関係ない。そこでプレイして、ベイエリアに住みたかったんだ」 昨オフにはサイン&トレードでネッツに移籍し、大きな話題を呼んだデュラント。右足アキレス腱断裂の影響で今季はシーズン全休とも囁かれているが、新天地で改めて存在価値を証明したいところだ。

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