『ESPN』によると、ロサンゼルス・クリッパーズが、ポイントガードのアイザイア・トーマスを解雇したことを正式に発表したそうだ。 31歳のトーマスは、トレード・デッドライン当日の2月6日(日本時間7日)に成立したクリッパーズ、ワシントン・ウィザーズ、ニューヨーク・ニックスによる三角トレードにより、ウィザーズからクリッパーズにトレードされたが、クリッパーズには既にパトリック・べバリー、ルー・ウィリアムズ、ランドリー・シャメットらが同じポジションにいるため、トーマスの居場所は最初から無かった。 このトレードによってニックスからフォワードのマーカス・モリスを獲得したクリッパーズは、トーマスを解雇したことによって2選手分のロスター枠を空け、プレイオフに向けて更なる補強を狙う構えだ。 2011年のNBAドラフト最下位の2巡目60位でサクラメント・キングスに入団したトーマスは、身長175cmと小柄ながら得点力が高く、2015年に移籍したボストン・セルティックスでは特に高い人気を得て2016年と2017年にはNBAオールスターゲームにも出場した。 キャリア通算525試合で平均18.1得点、2.5リバウンド、5アシストという成績を残しているトーマスは、今シーズンはウィザーズで八村塁のチームメイトとしてプレイし、40試合の出場で1試合平均12.2得点、1.7リバウンド、3.7アシストを記録している。