トレード期限前に補強の動きを見せなかったミルウォーキー・バックスだが、大黒柱のヤニス・アデトクンボはどうやら現在のチームに自信を持っているようだ 2月6日(日本時間7日)、アデトクンボはイースタン・カンファレンスのライバルであるフィラデルフィア・76ersを112-101で撃破したあとのインタビューで「僕らがNBAのベストチーム」と語った。 『Yahoo Sports!』によると、76ersとの試合後、チームの現状について聞かれたアデトクンボは「僕らと戦うことを視野に入れ、多くのチームが選手を補強したね。それでも僕らが最高のチームだと思っている。成績も残しているしね」と取材陣に答えたようだ。 アデトクンボは続けて「僕はこのチームは補強する必要がないと思っていた。実際になにも起きなくてよかった。今チームにいる選手全員で素晴らしいケミストリーを築けている。みんな良いプレイをしているし、僕は彼らと共に戦場に向かいたいと思っているんだ。チームに変更がなくてよかったよ」と現在のチームに自信を持っていることを明かした。 バックスが現時点でNBA最高のチームであるというアデトクンボの主張には識者たちも同意している。試合翌日の7日(同8日)に放送された『ESPN』の『The Jump』に出演した元ボストン・セルティックスのケンドリック・パーキンスも「彼らがベストチームだ。弱点もなく、ロスターは完成されている」とバックスを称賛した。 現在カンファレンス2位のトロント・ラプターズに6.5ゲーム差をつけてカンファレンス首位を独走するバックス。2年連続のMVP受賞も視野に入れるアデトクンボのリードのもと、リーグ制覇に向けてこの勢いを維持できるか。