現地1月31日、NBAオールスター2020で行われる「ライジングスターズ・チャレンジ」のチーム・ワールド(外国出身選手)にワシントン・ウィザーズの八村塁が日本人選手として史上初めて選出された。八村は、ライジングスターズ出場への意気込みなどをインタビューで語った。 ――ライジングスターズのチーム・ワールドに出場することは、どんな意味を持つ? 八村:すごく光栄なことだと思っています。リーグ屈指のルーキーやソフォモア(2年目)と試合できるのはとても楽しみだし、わくわくしている。チームメイトのモー(モリッツ・バグナー)も選出されましたし。 ――日本を代表することについては、どう思っている? 八村:ライジングスターズでプレイする史上初の日本人選手になるのは、とても大きなことです。日本人のファンもたくさん訪れるでしょうしね。 ――怪我からの復帰も間近だと思うけど、今の気持ちは? 八村:気分はいいです。5、6週間プレイできていなかったから、チームメイトと練習できるのは嬉しいです。今日も調子は良かったし、他の怪我人も徐々に復帰し始めているので。 ――過去に大きな怪我はあった? 八村:一度もなかったです。 ――リハビリ中はずっと試合を見ていたと思うけど、そこから学んだことは? 八村:長期間バスケットボールができなかったことは一度もなかったので、バスケットボールをプレイできることを感謝するようになりました。今まではプレイできるのが当たり前だと思っていましたから。 ――バスケットボールファンとして、これまでNBAオールスターゲームを見てきたと思うけど、何が一番印象的だった? 八村:中学校の時、時差の関係で日本では朝9時ごろに放送されていたので、学校を休んでまで見たことですかね(笑)。それだけ僕にとっては大切な物だったんです。なので、今回自分がこうしてライジングスターズに出場できるのは、とても光栄なことだと思っています。 ――昨晩の試合前に行われたコービー(ブライアント)の追悼については、どう感じた? 八村:あのニュースはすごくショックで悲しかったです。同時に、当たり前にバスケットボールをできていることを感謝しなければいけないと思いました。家族や友達、そしてチームメイトに感謝しています。シーズンはまだ数ヶ月あるからチーム一丸となってプレイオフを目指したいですね。