ユタ・ジャズのジョーダン・クラークソンが、クリーブランド・キャバリアーズから移籍してきて以降、控えの得点源として目覚ましい活躍をしている。現地1月29日のデンバー・ナゲッツ戦では、エースのドノバン・ミッチェルが絶不調(4得点)のなか、ベンチから31分間出場してシーズンハイの37得点を叩き出した(フィールドゴール22本中13本成功、3ポイントシュート12本中7本成功)。 クラークソンは、ロサンゼルス・レイカーズ時代に、先日のヘリコプター事故で亡くなったコービー・ブライアントと一緒にプレイした経験を持っている。『Salt Lake Tribune』のエリック・ワーデン記者によると、クラークソンはナゲッツ戦の試合後にコービーの死について以下のように語ったそうだ。 「コービーは俺のチームメイトであり、メンター(心の師)だったから、とても辛い。彼の死についてはあまり語りたくない。まだ自分の中でも処理しきれていないんだ。彼は、俺のスーパーマンだったんだ」 クラークソンがコービーと一緒にプレイしたのは、コービーが全盛期を過ぎたキャリア終盤の頃だった。しかし、ロッカールーム内におけるコービーの存在感や言葉は、クラークソンにとって非常に大きな意味を持っていたはずだと、『Clutchpoints.com』のアシッシュ・マーサー記者はコメントしている。 コービーの『マンバメンタリティ』を受け継いだクラークソンは、ジャズに移籍して以降の18試合で平均15.1得点、2.6リバウンド、1.4アシストを記録中だ。