NBAデビューからまだ4試合しかプレイしていないが、ニューオーリンズ・ペリカンズの大物ルーキーのザイオン・ウィリアムソンは「先発出場の方がプレイしやすい」と感じているようだと、『Clutchpoints.com』のアシッシュ・マーサー記者が報じている。 ザイオンはこれまでに出場した4試合全てに先発し、その間にペリカンズは2勝2敗という戦績を残している。これまでの成績は以下の通りだ。 現地1月22日/ スパーズ戦(負)/出場時間18分18秒/22得点、7リバウンド 現地1月24日/ ナゲッツ戦(負)/出場時間20分57秒/15得点、6リバウンド 現地1月26日/ セルティックス戦(勝)/出場時間27分15秒/21得点、11リバウンド 現地1月28日/ キャバリアーズ戦(勝)/出場時間29分45秒/14得点、9リバウンド ペリカンズは、ザイオンの膝の怪我が再発することを恐れており、まだプレイタイムを制限しているが、その点に関してザイオンは納得しているようだ。だが、徐々にプレイタイムが増えるにつれて、ザイオンは先発出場でプレイすることを快適に感じているという。 ここまでの4試合で、ザイオンは1試合平均18得点、8.3リバウンド、1.5アシスト、フィールドゴール成功率63.3%、3ポイントシュート成功率66.7%、フリースロー成功率35.3%を記録している。 まだNBAでの試合経験が浅いザイオンだが、昨年のNBAドラフト1巡目全体1位指名を受けた実力を発揮し始めれば、ペリカンズをプレイオフに導く原動力になる可能性もある。現在、ペリカンズは19勝29敗でウェスタン・カンファレンスの12位につけている。 ザイオンは、八村塁(ワシントン・ウィザーズ)も契約しているジョーダンブランドと昨夏に5年7,500万ドル(約82億円)という巨額契約を結んだ大型ルーキー。ペリカンズの首脳陣やファンの期待も大きい。