グリズリーズのカイル・アンダーソンが、コービー・ブライアントとの秘話を公開

メンフィス・グリズリーズのフォワード、カイル・アンダーソンが、先日のヘリコプター事故で亡くなったコービー・ブライアント（元ロサンゼルス・レイカーズ）との秘話を、自身のツイッターで公開した。 アンダーソンによると、彼とコービーは試合中に以下のような会話を交わしたそうだ。 コービー「お前、歳はいくつだ？」 アンダーソン「23歳です」 コービー「じゃあ、俺のプレイを見て育った世代だな。で、お前は、俺がフリーになってるのにシュートを打たなかった光景を見たことがあるか？」 アンダーソン「ありません」 コービー「じゃあ、なんでお前はフリーなのにシュートしないんだ？」 アンダーソンはこの逸話の最後に、「彼は、俺がシュートせずにパスすることを選んだのが気に食わなかったんだ。これは、俺の素晴らしい思い出だ」というコメントを添えている。 このアンダーソンの逸話について、『Clutchpoints.com』のアシッシュ・マーサー記者は「これこそが、コービーの『マンバメンタリティ』」とコメントしている。 高校卒業後に直接NBA入りしたコービーは、ロサンゼルス・レイカーズでプレイしたキャリア通算1,345試合で1試合平均25得点、5.2リバウンド、4.7アシストという成績を残し、5度の優勝、2度のファイナルMVP、18度のNBAオールスター出場、2度の得点王、15度のオールNBAチーム選出という数々の栄誉に輝いた。 通算得点記録でNBA歴代4位にランクする点取り屋のコービーがアンダーソンにかけた一言は、いかにも彼らしい言葉だ。

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