1月26日(日本時間27日)元ロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアントがヘリコプターの墜落事故により亡くなった。この突然の訃報に全世界が悲しみに包まれている。 レイカーズでコービーと共にスリーピートを達成したシャキール・オニールは、2人が写った現役時代の写真と共に「弟であるコービーとその娘ジジ(ジアンナさんの愛称)を亡くしたこの悲しみは言葉に表せない。君たちを愛しているし、いなくなったのがとても寂しい。ご家族にはお悔やみを申しあげます。最悪の気分だ」と自身のツイッターにアップ。 レイカーズのレジェンド、マジック・ジョンソンもツイッターから「レイカーズ史上最高の選手が亡くなった。この事実を認めることは難しい。彼はバスケットボール界におけるリーダーで、男女問わず全選手のメンターだった」、「彼がバスケットボールに与えた影響は計り知れない。全世界が悲しむだろう」と自身の引退後、レイカーズのアイコンとしてチームを牽引したコービーを失ったことに対して悲しみのコメントを発表している。 コービーが憧れ、そのプレイを模倣したとされるマイケル・ジョーダンは、「コービー、そしてジアンナが亡くなったと聞いてショックを受けている。私が感じている痛みは言葉では表せない。コービーのことは本当に自分の弟のように愛していた。2人で話をすることも多かったが、今後その機会がなくなると思うと本当に悲しい。彼は凄まじい競争者だった。バスケットボール史上最も偉大な選手の1人であり、創造者だ。彼は父親として家族を深く愛し、娘がバスケットボールを愛していたことをとても誇りに思っていた」と声明を発表。 オリンピックを共に戦った元オールスターのドウェイン・ウェイドは自身のインスタグラムにて「今日は人生で最も悲しい日のひとつとなった。悪い夢のようだ。彼は偉大なリーダーでありチャンピオンだった。彼以上の存在はいない」「彼を追いかけてきた。彼に認められたかった。ありがとうコービー」と涙ながらに言葉を振り絞った。 訃報が届いた後に行われたトロント・ラプターズ対サンアントニオ・スパーズ戦では、試合開始直後、両軍共に最初のポゼッションで意図的に24秒バイオレーションをコールされる形で、現役時代に背番号24番を付けたコービーに哀悼の意を示した。また『ESPN』によると、ダラス・マーベリックスのオーナーであるマーク・キューバンは、24番をチームの永久欠番にすると語っているようだ。 NBAコミッショナーのアダム・シルバーも、41歳と若くして亡くなったレジェンドの訃報を受けて公式声明を発表。 「NBAファミリーはコービー・ブライアントとその娘ジアンナが亡くなったという悲劇に深く悲しんでいます。とてつもない才能と勝利への献身を備えもっていれば何を成し遂げられるかということを、20シーズンにわたりコービーは我々に見せてくれました。伝説的なことを達成してきた彼は、バスケットボールの歴史において最も並外れた選手のひとりです。5度のリーグ優勝、MVP受賞、18度のオールスター選出、そして2つのオリンピック金メダル獲得。すべての力を持って常に戦うよう全世界のバスケットボール選手をインスパイアさせた存在として彼は人々の記憶に残るでしょう。彼は自身が持つ知恵を次世代に伝えることを惜しまず、そのバスケットボールに対する愛情はジアンナに受け継がれていました。ヴァネッサ夫人をはじめとしたご家族、レイカーズ、そしてすべてのスポーツ界にお悔やみを申し上げます」 追悼コメントはバスケットボール界にとどまらず、アメリカ元大統領のバラク・オバマ氏や、タイガー・ウッズ、ウサイン・ボルト、ネイマールなど各スポーツ界のスターたちも悲しみの言葉を残している。
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