マブズHC、大黒柱ルカ・ドンチッチのフリースロー成功率低迷を楽観視「上手くいく」

ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチは今季、平均29.0得点、9.5リバウンド、8.9アシストと圧倒的な成績を残している。オールスターに初選出され、シーズンMVPの候補にも挙げられるなど、2年目のジンクスなどどこ吹く風。しかし、そんな20歳の超新星が唯一苦労していると言えるのがフリースローだ。 ドンチッチは今季、1試合平均9.1本のフリースローを試投。これはジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ/12.3本)、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス/10.2本)、ジミー・バトラー(マイアミ・ヒート/9.5本)に次いでリーグ4番目に多い。ただ成功率は76.5%にとどまり、リーグ平均(76.9%)を下回っている。 特に直近6試合は低調ぶりが顕著だ。現地1月14日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で8本中6本を外し、107-112と競り負けた25日のユタ・ジャズ戦でも5本中4本を失敗するなど、計51本中29本成功(56.8%)と苦しんでいる。 フリースローは試合の勝敗を分ける重要なファクターの一つだが、『ダラス・モーンング・ニュース』のブラッド・タウンゼント記者によれば、リック・カーライルHC(ヘッドコーチ)はドンチッチに関して楽観的な見解を示しているという。 「上手くいく、上手くいく。我々はずっと(改善に)取り組んでいる」 実際、ドンチッチのフリースロー成功率は新人王に輝いた1年目の71.3%から5%以上アップしており、特訓は少しずつ実り始めている模様だ。とはいえ、現地1月10日のロサンゼルス・レイカーズ戦では厳しいマークにフラストレーションを溜め、2本連続でフリースローを外した直後に着用していたユニフォームの胸元を引き裂くなど、熱くなる一面は懸念材料。タウンゼント記者は、ドンチッチ本人がフリースローに関して「メンタル、メンタルだ」と語ったことも紹介している。 スターダムを駆け上がるドンチッチが課題のフリースローを克服した時、文字通り完璧なオールラウンダーに進化を遂げそうだ。

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