ドウェイン・ウェイドがジミー・バトラーを称賛「彼の狂気はヒートに合っている」

ここまで31勝13敗でイースタン・カンファレンス2位につけるなど、戦前の予想を大きく上回る戦いぶりを披露するマイアミ・ヒートは、今シーズンにおけるサプライズチームのひとつだ。ケンドリック・ナン、タイラー・ヒーローといったルーキーの活躍、オールスター候補として名前が上がる3年目センターのバム・アデバヨなど、好調の要因は様々だが、チーム飛躍の原動力となっているのはジミー・バトラーで間違いないだろう。 ミネソタ・ティンバーウルブズ在籍時にはその強気かつ正直な性格からチームメイトとの確執を生むこともあったバトラーだが、今シーズンより加入したヒートではプレイだけでなく、ボーカルリーダーとして若手主体のチームを牽引している。ヒートのレジェンド、ドウェイン・ウェイドもバトラーの活躍を認めるその1人だ。 『ESPN』のニック・フリーデル記者は、現地1月22日、ターナースポーツのNBA番組に新たに出演することを発表したウェイドが同会見にて、バトラーがヒートにとって最適な人材であると称賛したと報じている。 「ヒートのカルチャーを知っていれば、彼がマイアミ・ヒートに合った選手であることはすぐ分かるだろう。(移籍が)実現するとは思っていなかったけど、ジミーの性格や彼が持つ狂気は、パット・ライリー(球団社長)やエリック・スポールストラHCが持つそれと完璧にマッチするとずっと思っていた」 134-129で勝利した現地22日のワシントン・ウィザーズ戦後、親友でもあるウェイドのコメントを聞いたバトラー本人もその意見に賛同している。 「自分自身のことを語る時、スポー(スポールストラHC)やコーチ・パット(ライリー)のことを語っているような気分になる。僕らの基盤は同じ。努力を続け、ほかの人に対しても正直であること。ここは自分に合っているし、本当に大好きだよ。常にお互いの意見をぶつけ合う。どうやればチームがより良くなるか、自分がどんなプレイをすれば周囲をレベルアップさせることができるか。このカルチャーの一部になれたことが本当に嬉しいし、幸運だと感じている。チームメイトも球団も最高だ。彼(ウェイド)が言ったように、このチームは僕が持つ狂気に合っているね」 2016-17シーズンにシカゴ・ブルズでバトラーと共にプレイしたウェイドは、バトラーがヒートに加入する際、「これからはジミー・バトラーの時代だ」とエールを送っていたことも明かしている。 「彼には『ウェイドはどうだった』とか語る周囲の声は気にするなと伝えたんだ。僕はもう引退してチームにはいない。だから僕のことは気にせず、自分がヒートで何が築けるかということに集中するべきであるとね。前任者のことなんか気にする必要はない。“ジミー・バトラー”であればいいし、彼はそうあるべきなんだ」 ここまでバトラーは、ウェイドのアドバイス通り自らのスタイルを貫き、得点(20.3)、アシスト(6.3)、スティール(1.8)でチームトップ、リバウンド(7.0)では同2位の成績を残すなど、大車輪の活躍で好調ヒートを支えている。

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