日本時間の1月30日、Gリーグのメンフィス・ハッスルとテキサス・レジェンズが対戦する。注目はもちろん、渡邊雄太(ハッスル)と馬場雄大(レジェンズ)だ。 メンフィス・グリズリーズと2ウェイ契約を結ぶ渡邊は、2年目の今季、さらに凄みを増している。23日のデラウェア・ブルーコーツ戦では、フィールドゴール20本中14本成功、3ポイントシュート11本中8本成功でキャリアハイの40点という大爆発。その他の試合でも得点とリバウンドでも軽々とダブルダブルを達成するなど、もはやGリーグレベルの枠に収まりきらない選手であることは火を見るよりも明らかだ。 一方の馬場も負けていない。開幕直後はベンチを温める時間が長かったものの、抜群のタイミングで狙うスティールからのダンク、思い切りのいい3ポイントシュートで存在感を発揮。出場時間も徐々に増えていくと、1月には4戦連続2桁得点をマークするなど、チームに欠かせない存在にまで成長した。Bリーグ・アルバルク東京で見せていたような堂々たるプレイで、現地ファンを歓喜させている。 なお、昨年11月には初の直接対決が実現。渡邊は37分出場して7点、12リバウンド、馬場は5分のプレイで無得点に終わり、試合も渡邊擁するハッスルが105-95で勝利している。その頃と比べれば、2人のチームにおける存在感は明らかに増している。それゆえ、渡邊にはグリズリーズからコールアップされる可能性があるものの、2度目の対決が実現すればNBAに勝るとも劣らないほど注目すべき一戦となるだろう。