ニューオーリンズ・ペリカンズのロンゾ・ボールは、今年NBAドラフトへのエントリーが予想される弟のラメロ・ボールについて、全体1位指名に値する選手と主張している。 今年のドラフト候補の中には、昨年のザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ)のような傑出した存在はいない。アンソニー・エドワーズ(ジョージア大)、ジェームズ・ワイズマン(元メンフィス大)、そしてラメロなど、複数の選手が1位指名候補と見られている。 ただ、ロンゾは『ニューヨーク・ポスト』紙の取材に、「どのチームが1位指名権を得ても、ラメロが最初に指名されると感じている」とコメント。カリフォルニア州の高校からリトアニアでプロデビューを果たし、現在、オーストラリアの国内リーグNBLのイラワラ・ホークスに所属する弟の成長をこう語る。 「彼の高校、海外でのプレイを見れば1位指名は妥当な選択だと思う。今、彼は素晴らしいリーグであるオーストラリアですごく成長している。そしてNBAでも同じように進化していけると期待している」 現在、ラメロはNBLで12試合出場、平均17得点、7.5リバウンド、7アシストを記録。オールラウンドな能力を備えた200cmの大型ポイントガードとして注目されている。ただ、フィールドゴール成功率37%、3ポイントシュート成功率25%の外角シュート力に加え、故障が多いことが懸念材料と見られている。