NBAバスケットボール部門エグゼクティブ・バイスプレジデントのキキ・バンダウェイは、現地1月8日に行われた試合で騒動を起こしたマイアミ・ヒートのジミー・バトラーとインディアナ・ペイサーズのTJ・ウォーレンに、それぞれ罰金処分を科したことを発表した。 騒動の発端となったのは試合第3クォーター残り6分29秒の場面。バトラーがドライブを仕掛けた際にウォーレンがファウルを犯すと、そのファウルを巡って両選手は顔を突き合わせてテクニカルファウルをコールされる。 またその直後の同6分22秒に、バトラーがウォーレンに対するオフェンスファウル(ビデオ判定でフレグラントファウル1に変更)を取られると、直ぐにウォーレンはバトラーを挑発。2つ目のテクニカルファウルをコールされたウォーレンは退場となった。ウォーレンはコートをあとにする際バトラーに中指を突き立て、それに対してバトラーはキスをするジェスチャーで応戦していた。 試合後のインタビューで「やつはソフト」とウォーレンについて語ったバトラーだったがその発言はそこで終わらず。自身のツイッターにて「そう怒るな、お前は俺を止められない。お前がどんなものか3月に分かる」というメッセージを、次回両者が対戦する3月20日のペイサーズ戦を丸で囲んだ画像とともに投稿している。 ウォーレンは騒動に関わったこと、また節度を欠いた行動を起こしたとして、2万5000ドルの罰金。バトラーは騒動を起こしたこと、また試合後にSNSを使い再度相手を挑発したとして3万5000ドルの罰金を科されている。