“GMレブロン・ジェームズ”が鍵!? 元レイカーズACがカイル・クーズマの放出を予測

ロサンゼルス・レイカーズで今季3年目を迎えたカイル・クーズマは、トレードの噂が浮上して周辺が騒がしくなっている。そんななか、昨季までアシスタントコーチとして在籍していたブライアン・ショウ氏が、エースであるレブロン・ジェームズの存在が放出を加速させると独自に予測している。 2017年のドラフト1巡目27位指名でNBA入りしたクーズマは、ルーキーイヤーに主にベンチスタートながら平均16.1得点をマーク。2年目の昨季はレブロンに次ぐ平均18.7得点を挙げた。 昨オフにスーパースターのアンソニー・デイビスを大型トレードで獲得した際、レイカーズは交換要員にクーズマを含めず、レブロンとデイビス中心のチーム作りのサポート役として期待を寄せた。デイビスの加入により再び6thマンに転向した今季、左足にストレス反応を起こした影響で開幕に出遅れたが、ここまで28試合に出場してチーム3位の平均12.0得点(現地1月9日時点)を記録している。 ただ、平均得点のダウンだけでなく、シュート成功率は自己ワーストの42.5%。昨年12月25日のロサンゼルス・クリッパーズ戦でチームトップの25得点を叩き出したかと思えば、同29日のダラス・マーベリックス戦ではシュート7本すべてをミスして無得点に終わるなど、好不調の波が激しい。そのため、レイカーズがトレードの売り込みを聞いて回っていると、『CBSスポーツ』などで報じられていた。 そんななか、現役時代にレイカーズ所属経験を持ち、指導者となった後も2005~11年、16~19年にレイカーズでアシスタントコーチを務めたショウ氏が、『Yahoo! Sports』の番組内でクーズマのトレード話について見解を述べた。 「リッチ・ポールとサインせず、トレーナーが姿を現し、カワイがレブロンを不当に扱うと言った時、そこから出ていくことになるだろう」 ショウ氏の発言は2つの事実に基づいている。一つはレブロンの代理人を務めるリッチ・ポール氏が昨夏にクーズマとサインしようとしたが、契約に至らなかったため、レイカーズでの“安全”が脅かされる可能性があるというもの。そして、もう一つはクーズマの個人トレーナーを務めるクリント・パークス氏が、12月25日のクリッパーズ戦で敗れた後、自身のSNSでレブロンが相手エースのカワイ・レナードに劣っていたという旨の投稿を行ったことに付随する。 『Republic TV』はレブロンがレイカーズにおいて一定以上の権威を持つとし、「“GMレブロン・ジェームズ”はカイル・クーズマをトレードする」との見出しで報じた。ショウ氏は、番組内でホスト役から「レブロンが彼に死のキスをしたと思う?」と尋ねられると、「ああ、疑いの余地はない」とクーズマのトレード放出の可能性を示唆したという。 『Complex』は、レイカーズがクーズマへの売り込みを訊く意思を示しており、サクラメント・キングスやニューヨーク・ニックス、ミネソタ・ティンバーウルブズ、メンフィス・グリズリーズ、デトロイト・ピストンズを交渉相手にすべきだと主張している。 ファンの人気も高いクーズマだが、引き続きレイカーズでプレイすることになるのか、その去就に注目が集まる。

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