ヒューストン・ロケッツのラッセル・ウェストブルックが、日本時間1月10日の古巣オクラホマシティ・サンダー戦に出場するため、その前日(同9日)に行われるアトランタ・ホークスとの一戦を欠場することが、『AP通信』の報道により分かった。 今シーズン、2日連続試合の2試合目にウェストブルックを休ませてきたロケッツだが、ウェストブルックにとって古巣初凱旋となる今回は通常とは異なるアプローチを取るようだ。マイク・ダントーニHCは「ラッセルはホークス戦を欠場するが、オクラホマシティとの試合には出場する」と報道陣に明かしている。 リーグ入りした2008年からの11シーズンをサンダーで過ごし、今シーズンよりロケッツに加入したウェストブルック。サンダーとは10月のシーズン開幕3試合目ですでに対戦(116対112、ロケッツ勝利)していたが、その時はロケッツのホームゲームだったため、慣れ親しんだオクラホマシティでプレイするのは移籍後初となる。 ロケッツの一員としてウェストブルックは、平均24.1得点、7.9リバウンド、7.0アシストの成績を残しており、24勝11敗でウェスタン・カンファレンス3位につけるチームを、サンダー時代のチームメイト、ジェームズ・ハーデンと共に牽引している。 ウェストブルックがサンダー在籍時に記録した通算1万8859得点は、サンダーのフランチャイズ記録(シアトル時代も含む)となっている。またアシスト(6897)は歴代2位、リバウンド(5760)とスティール(1442)では同3位の記録を保持。平均31.6得点、10.7リバウンド、10.4アシストと、リーグ史上2人目のシーズン平均トリプルダブルという快挙を達成した2016-17シーズンには自身初のMVPに輝いている。