クリッパーズHC、パトリック・ベバリーの負傷状態を懸念「良くない兆候」

ロサンゼルス・クリッパーズは現地時間12月28日のユタ・ジャズ戦で107-120と敗戦を喫した。先発ポイントガード(PG)のパトリック・ベバリーが試合中に右手首を痛め、ドック・リバースHC(ヘッドコーチ)は「欠場が1試合で済むのかどうか」と状態を懸念している。 ウェスタン・カンファレンス上位のジャズをホームで迎え撃ったクリッパーズは、第1Q(クォーター)で32-22とリードを奪ったが、その後反撃を食らって後半に逆転され、大量13点差で敗れた。 黒星もさることながら、心配されるのが先発PGベバリーの状態だ。今季29試合でスターターを務めるベテランは第3Q残り10分15秒、自らボールを運んで右45度からドライブを仕掛けてレイアップを狙ったが、背後からブロックに飛んできたルディ・ゴベアと接触、バランスを崩して落下してしまう。右手を痛め、タイムアウトを待たず走ってロッカールームへと下がった。その後、第4Q開始時に右手首にテーピングをしてコートに戻ったが、残り8分6秒で交代して以降はプレイしていなかった。 『ESPN』によれば、ベバリーは試合後に負傷について話さず、リバースHCも状態を懸念していたという。 「(ベバリーは)打撲かもしれないし、どんな可能性もある。彼はボールを持つことさえできないと感じた。良くない兆候だ。怪我について心配なのは、欠場が1試合で済むのかどうか。できればそう願いたい」 リバースHCは会見で、チームにインフルエンザが蔓延しているとも明かしている。ジャズ戦まで全試合に出場していたモントレズ・ハレルは、ティップオフ1時間前に気分が悪くなって帰宅。バックアップのハレル不在のため、同じく具合が良くなかったカワイ・レナードがプレイせざるを得なかったという。 また、ポール・ジョージも試合中に気分が悪くなったとし、「正直、変な感じ。筋肉がけいれんして動きが制限された。全力を尽くそうとしたが、正直自分のすべてを出し切れなかった」と語っている。 クリッパーズの次戦は敵地で行なわれるサクラメント・キングス戦。どこまで主力メンバーを揃えられるか、一つの鍵になりそうだ。

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