ドリュー・ホリデーが3ポイントシュート成功数で球団歴代1位に浮上

現地12月18日に行われたミネソタ・ティンバーウルブズ戦で、ニューオーリンズ・ペリカンズの先発ポイントガードを務めるドリュー・ホリデーが、ペリカンズ移籍後の通算554本目の3ポイントシュートを決め、成功数で球団歴代1位に浮上した。 ペリカンズの公式サイトのジム・エイチェンホファー記者は、ホリデーの記録達成について以下のようにリポートしている。 3ポイントシューターというイメージが薄いホリデーは、ニューオリンズ・ホーネッツ時代にぺジャ・ストヤコビッチが記録した3ポイントシュート成功数の球団記録（553本）に迫っていると聞いて「そんなこと全然意識していなかったよ。じゃあ、（3ポイントシューターの）JJ・レディックよりも先に、その記録を抜いておいた方がいいね」とジョークを飛ばした。 NBAで11年のキャリアを持つ29歳のホリデーは、3ポイントシュートを多投する現代のバスケットボールについて、以下のように語った。 「10年前だったら、1試合に10本の3ポイントシュートを打つ選手は3ポイントシューター以外にいなかったから、そういう選手はフィールドゴール自体を1試合に10本しか試投しなかった。だが、最近の選手は1試合に25本のフィールドゴールを試投して、そのうち10本が3ポイントシュートといった具合だ。それだけでも、現代のバスケの試合がいかに高得点で、ポゼッションが多いか、ということが分かるはずだ。俺がルーキーの時とは大違いだよ。今は3ポイントシュートの重要性が高い。だが、個人的には3ポイントシュートの個人記録は特に意識していないんだ。俺が3ポイントシュートを打つのは、リングに向かってドライブできない時や、俺が外から打つことによって味方のプレイが楽になる時ぐらいだ」 だが、ホリデーは、球団の歴代記録を塗り替えたことで、チームの歴史の一部になれたことについては喜んでいるようだ。 「クールなことだよ。チームの歴史の一部になれたことは、とてもスウィートなことだ」