現地10日、フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)は、デンバー・ナゲッツとの上位対決に97対92で勝利。今シーズン18勝7敗とし、ホームゲーム開幕13連勝を達成している。 この試合、シクサーズのジョエル・エンビードは、ナゲッツのニコラ・ヨキッチとのリーグ屈指のセンター対決で22得点、10リバウンド、6アシスト、2スティール、1ブロックと攻守に渡って活躍した。 今シーズン、ここまで出場した20試合のうち、15試合で得点、リバウンドのダブルダブルと好調をキープしているエンビードは、その秘訣をこう語る。「俺にとって試合で重要な部分の1つは楽しむことだ。楽しんでプレイできている時は、試合を支配できる」 そして、ホームの観客の声援が大きな助けになっていて、彼らと良好な関係を築けていると続ける。「ファンは、俺のことをよく分かっていて、俺の気分をうまく乗せてくれる。俺も彼らのことは理解している」 シクサーズはこの試合でジョシュ・リチャードソンが現地11月27日のサクラメント・キングス戦以来となる復帰を果たした。ブレッド・ブラウンHCは、「いなくなって初めて存在の大きさを理解することもある。彼が復帰してくれて嬉しい」と語る。 また、リチャードソンは、欠場した6試合の間サイドラインでいつもと違う視点で試合を見られたことは、チームメイトをより理解するための良い機会となったと考えている。「これは、プレイしないことで得られる素晴らしいものだ。多くのことを観察することができる」