35年に渡ってサクラメント・キングスのコーチや解説者を務めたジェリー・レイノルズ氏が、バスケットボールの殿堂入りを果たすようだ。 インディアナ州のスプリングス・バレー高校でバスケットボールを始めたレイノルズ氏は、進学先のビンセネス大学で選手として活躍した後に1967年から同校でバスケットボール・コーチとしてのキャリアをスタートさせ、1985年にキングスのコーチング・スタッフ入りを果たした。 レイノルズ氏と共にキングスの実況解説を長年務めたグラント・ネイピアー氏は、レイノルズ氏の殿堂入りのニュースを聞いて「興奮したよ。彼は、殿堂入りに値する人物だ。私はジェリーのことを33年前から知っているから、とても嬉しいよ。殿堂入りは、彼にとって非常に意味のあることだと思う。あまり知られていないかもしれないが、彼は様々な面で本当に良い仕事をしてきたんだ」とコメントしている。 また、キングスのラジオ実況者のギャリー・ジェラウルド氏は「レイノルズ氏は、長年に渡って様々な分野で貢献してきた人物だ。私は彼を尊敬している。彼は象徴的存在であり、愛すべき友人だ。彼と友達になれて、私はとても幸運だ」と語っている。 2シーズン前からレイノルズ氏に代わってキングスの解説者を務めるダグ・クリスティー氏も「彼は私に多くの物を残してくれたし、たくさんの質問に答えてくれた。彼が殿堂入りすることは、インディアナの人々にとっても大きな意味があることだ」という祝福のコメントを送っている。 2020年のバスケットボールの殿堂入り式典は、現地3月25日にインディアナで開催される。