メンフィス・グリズリーズの新人ジャ・モラントが背中の負傷で戦線を離脱することになった。現地11月30日にチームが最新のレポートを発表している。 ジャ・モラントはマレー州立大2年の2018-19シーズン、平均24.5得点、5.7リバウンド、10.0アシスト、1.76スティールの好成績を残し、今年のドラフト1巡目2位でNBA入り。ラッセル・ウエストブルック(ヒューストン・ロケッツ)のような抜群の身体能力を誇り、同時にゲームメーカーとしてのセンスも群を抜く。 今季はドラフト1巡目1位指名のザイオン・ウィリアムソン(ニューオリンズ・ペリカンズ)が右膝の手術を受けて出遅れているなか、平均18.6得点、6.4アシスト、3.2リバウンドと新人王レースを牽引。NBAデビューから7試合に限れば、“バスケットボールの神様”マイケル・ジョーダンが1984-85シーズンに記録して以来となる平均20点、5アシスト、シュート成功率50%以上をクリアした選手となり、。11月13日のシャーロット・ホーネッツ戦では、決勝シュートを決める勝負強さも披露した。 しかし、ジャ・モラントは現地11月25日のインディアナ・ペイサーズ戦で背中を負傷。27日の本拠地ロサンゼルス・クリッパーズ戦は強行出場して20得点、11アシスト、4スティールと活躍していたが、続く29日のユタ・ジャズ戦で背中の痙攣が悪化したという。 最新レポートによれば、ジャ・モラントは12月1日に行われるミネソタ・ティンバーウルブズ戦には帯同せず。一週間ごとに回復状況を見ることになるという。マイク・コンリーがチームを去り、グリズリーズの新たなフランチャイズプレーヤーと期待されるだけに、早期復帰が望まれる。