ヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデンが、左ハムストリングの負傷により次の2試合を欠場することが分かった。負傷の度合いは『グレード1+』とのことだ。ハーデンは、ユタ・ジャズに100対89で敗れた現地10月24日の試合中に負傷した。 試合翌日にMRI検査を受けた結果、ハーデンの怪我は左ハムストリングの捻挫ということが判明した。チームは、ロードの連戦に出発する前にハーデンの再検査をする予定だ。 現地24日の試合の第4Q(クォーター)残り5分、ハーデンはハムストリングに張りを感じたためコートを後にした。彼は、その試合で29得点していた。 試合後、ハーデンは「左のハムストリングに張りを感じたんだ。とりあえず明日まで様子を見る予定だ」とコメントしていた。 ハーデンは、昨シーズンも今回と同様のハムストリングの捻挫で7試合を欠場している。この時の負傷の度合いは『グレード2』だった。 試合後、今回の負傷の度合いについて聞かれたハーデンは以下のように答えている。 「大した怪我ではないよ。全然大したことない。昨シーズンの怪我ほど酷くないよ。念のため、無理をしないようにしたんだ。」 マイク・ダントーニHC(ヘッドコーチ)は、試合後のインタビューで「ハーデンは試合序盤に既にハムストリングの張りを感じていた。第4Qにドライブインした時、彼が再び張りを感じたと言ったので、すぐにロッカールームに行くように指示したんだ。彼は再検査を受ける予定だ。ハムストリングの負傷なのは確かだが、負傷の度合いはまだ分からない。詳しくは、明日の検査で明らかになるだろう」と話していた。 この時、ハーデンの負傷の度合いについて聞かれたダントーニHCは、「全く分からない」と答えている。 ロケッツは、先日のロサンゼルス・クリッパーズ戦で右ハムストリングの捻挫(グレード2)を負ったフォワードのジェームズ・エニスが、次の2試合を欠場することも発表している。エニスも、ハーデンと同様にチームがロード連戦に出発する前に再検査をする予定だ。ロケッツのロード連戦は、現地11月2日のブルックリン・ネッツ戦からスタートする。