デンバー・ナゲッツのジャマール・マレーが、2020年に開催される東京オリンピック最終予選と本大会でプレイする意志を表明した。 2016年のドラフト1巡目7位でNBA入りしたマレーは、1年目から全82試合に出場してオールルーキー2ndチームに選出。2年目に平均16.7得点と大きく数字を伸ばすと、昨季はチーム2位の平均18.2得点、4.2リバウンド、4.8アシストをマークした。今季も16試合を消化してチームトップの平均18.8得点と文字通り主力をして存在感を示している。 そんなコンボガードはカナダのオンタリオ州出身。バスケットボール界は来夏に東京オリンピックというビッグイベントを控え、残る出場4枠を巡って最終予選が開催されるが、カナダ代表として最終予選、そして出場権を勝ち獲った際には本大会のコートに立つ意思を表明した。 マレーはこれまでカナダ代表として12試合に出場。2015年にはパン・アメリカゲームで平均16.0得点、3.2リバウンド、2.4アシストを挙げ、銀メダル獲得に貢献している。エージェントのマイク・ジョージ氏によると、本人は「リーダーシップの役割を果たし、周囲に自分が参加すること、プレイする準備ができていることを伝えたかった。僕は健康だし、オリンピック出場を助ける準備ができている」と意気込んでいるという。 なお、カナダ代表ではオクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジアス・アレクサンダーも出場を表明している