102-103で敗れた現地11月25日のボストン・セルティックス戦後に、サクラメント・キングスのバディ・ヒールドは「腹が立っている」とコメントした。 「俺たちは第2Q(クォーター)にリードを奪われてしまった」と、ヒールドは試合を振り返っている。 バック・トゥ・バック(2日連続の試合)の2試合目にも関わらず42分間プレイし、キャリアハイの41得点(3ポイントシュート11本成功を含む)という大活躍を見せたヒールドだが、試合結果には全く納得がいっていない様子だった。 ヒールドは「この機会を与えてくれた神に感謝している。キャリアハイとなる11本の3ポイントシュートを決めることができたからね。このリーグで、そんな記録を達成できることは滅多にない。だが、俺は記録を達成するだけではなく試合にも勝ちたかった」と語っている。 セルティックスの本拠地TDガーデンで、あらゆる場所からシュートを決めたヒールドについて、ルーク・ウォルトンHC(ヘッドコーチ)は「彼は上手くリズムを掴んだようだ。バディは素晴らしいシューターだし、我々も彼が好調なことは分かっていた。だから、彼にシュートを打たせるようにしたんだ。チームメイトも全員、バディを信頼していたよ」とコメントしている。 1試合に11本の3ポイントシュート成功というのは、キングスの球団記録だ。だが、ヒールドは自分の記録よりもチームの勝利が大切だと話す。 「俺たちは、まだ満足してはいけないんだ。俺たちは気が緩むことがあるから、試合中は気を引き締め続けないといけない。俺たちは、まだ何も成し遂げていないんだ。まだプレイオフにも進出していないんだからね。記録の達成はクールなことだけど、試合に勝てなきゃ意味が無い。自分が良い成績を記録できていたら、その流れをチームに持ち込まないといけないんだ」