先週NBAに復帰したカーメロ・アンソニーが2019-20シーズンの展望について語った。 アンソニーは12ヶ月近くNBAから離れていたが、彼は強い気持ちを持ち続けているようだ。 The Athleticのシャムス・シャラニア記者のインタビューに答えたアンソニーは「これはサヨナラ・ツアーなんかじゃないんだ。バスケへの俺の愛は決して止まらない。『今シーズンのアンソニーはサヨナラ・ツアーをするつもりだ』なんて誰が言ったのか知らないけれど、俺にはそんな気は毛頭ない」と語っている。 先週火曜日にポートランド・トレイルブレイザーズと1年間の無保証契約を結んだアンソニーは、これまでに4試合に出場している。彼は、現地11月25日のシカゴ・ブルズ戦でゲームハイの25得点を記録してチームを勝利に導き、まだNBA選手として健在であることをアピールした。 先のインタビューの中で、アンソニーは「俺は、自分が何をできるか分かっているし、自分の力を信じている。サヨナラ・ツアーの時は、いつかやってくる。だが、俺はそれについては考えていない。俺はまだ引退を考えていないんだ。今夏の間に引退について考えてみたが、まだ引退しないという結論に達した。俺は、まだできると信じている」とコメントしている。 ブレイザーズ以外のチームは、アンソニーと契約することをためらっていた。10度のNBAオールスター出場歴を誇るアンソニーは、昨シーズンに相次ぐトレードと解雇を経験したことについて「悔しかった」と語っている。 だが、アンソニーは、その間にも親友のレブロン・ジェームズやドウェイン・ウェイドに助けを求めることはしなかったと、シャラニア記者とのインタビューで明かしている。 「俺は、親友との関係にビジネスを持ち込みたくないんだ。俺は、今までにそんなことをした覚えがない。俺は、親友に連絡して『助けが必要なんだ。助けてくれるだろう?』なんて言ったことは一度もないんだ」