デンバー・ナゲッツは、現地20日のヒューストン・ロケッツ戦に105対95で勝利し、相手の連勝を8で止めた。この試合の前までロケッツは平均得点がリーグトップの119.5得点であり、それを100点以下に抑えた守備でつかんだ大きな1勝だった。 ナゲッツのマイケル・マローンHCは、このように試合を振り返る。「選手たちは、勝つために最も重要なことを理解している。ディフェンスは、安定したものでないといけない。オフェンスは波があるものだけが、ディフェンスはチームを支えるもの。攻撃が本来のできでなくとも何試合が勝つことはできる。しかし、今季のここまでの負けでは、全く守備ができていなかった。それを選手たちは分かっている」 ナゲッツの守備プランは、シンプルなものだった。足をしっかりと床につけて無闇に飛ばない。シュートフェイクに引っかからず、ゴール下にドライブするコースを開けない。この3つをしっかり遂行したことで、21ターンオーバーを誘発し、そこから32得点へとつなげた。この試合の13スティールはシーズンハイだった。その結果として、ロケッツは今シーズン初めて1試合100得点以下、フリースロー25本以下に。エースのジェームズ・ハーデンも27得点も開幕戦の19得点に続くワースト2位の数字にとどまった。