エリック・パスカルが、幼馴染のドノバン・ミッチェルとのNBA初対戦を振り返る

現地11月11日、ゴールデンステイト・ウォリアーズのエリック・パスカルが、幼馴染で親友のドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ)とNBA選手としての初対戦をした。 ウォリアーズの新人フォワードのパスカルは、自身の23歳の誕生日の試合で34得点、13リバウンドを記録するなど、デビューからここまでのところは順調なプレイを見せていた。しかし、この日に対戦したジャズはディフェンスに定評があるため、自由にはプレイさせてもらえなかった。 だが、同じニューヨーク州で生まれ育ったパスカルとミッチェルにとっては、試合の結果や内容以上に特別な日になったようだ。その証拠に、彼らは試合後にお互いのジャージーを交換して健闘を称え合った。 彼らの友情は、ニューヨークのハーレムにある教会のバスケットボール・リーグで始まった。駐車場で共にバスケットボールを始めた彼らは、AAUでもプレイした。パスカルは「俺たちは、周りの評価を覆そうとしていたんだ。ウェストチェスター出身の奴らだって、良いバスケットボール選手になれるんだってね」と、当時のミッチェルとの関係を振り返った。 そして、彼らは遂にNBAの公式戦で対戦するという夢を叶えた。 試合後に、ミッチェルは、自身のツイッター・アカウントに「言葉には言い表せないことが幾つもある。沢山の人々が、俺たちの力を疑った。彼らは、俺たちがここでプレイできるとは思っていなかった。だが、俺たちは今ここにいる!」というコメントを投稿している。 また、パスカルも「俺たちは、決してNBA選手を輩出することはないと言われている土地の生まれだ。だが、俺たちは2人ともNBA選手になった。なんて素晴らしいんだ!愛してるぜ、兄弟!」と、印象深いツイートを投稿した。 パスカルとミッチェルが、2人とも「my brother for life(永遠に友達)」という言葉でツイートを締めくくっていることからも、彼らの友情の深さが伺える。

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