イングルズが“シックスマンの心得”を尋ねた2選手は?

ユタ・ジャズはリーグ首位の平均失点(96.6点)を誇るなど、今季も自慢の堅守が健在だ。ドノバン・ミッチェル、ルディ・ゴベアらが先頭に立つなか、陰でチームを支える選手がいる。4シーズンぶりにシックスマンに再転向したベテランのジョー・イングルズだ。 2014年にNBA入りした32歳のイングルズは、最初の2シーズンは主にセカンドユニットでプレイし、3年目の2016-17シーズン途中からスターターに定着。安定したシュート力を武器に、昨季は自己最多の平均12.1得点をマークした。 ピュアシューターのボーヤン・ボグダノビッチが加入した今季、クイン・スナイダーHC(ヘッドコーチ)は、現役最長の連続出場記録を続けるイングルズのシックスマン起用を決断。ここまでボグダノビッチがチーム2位の平均20.1得点、3ポイントシュート成功率44.4%、イングルズも平均7.6得点、3.9リバウンド、3.4アシストと采配がハマっている。 「唯一の違いは、ティップオフの時にコートにいないこと」 そうベンチスタートについて語るイングルズだが、4年ぶりの役割に臨むにあたり、サンアントニオ・スパーズの同胞パティ・ミルズとニューオーリンズ・ペリカンズのJJ・レディックにアドバイスを求め、2人のルーティーンを分析したという。 スナイダーHCもイングルズが新しいルーティーンを確立できるように、毎ゲーム同じタイミング、たいていは最初のタイムアウトで投入。「彼の役割は大きくは変わらない。ただ、準備の要素に違いはある」と配慮している。 オーストラリア代表でイングルズを知るファラデルフィア・76ers(シクサーズ)のブレット・ブラウンHCは、サンアントニオ・スパーズで活躍した名シックスマンのマヌ・ジノビリを例に挙げ、「成熟した選手になった。彼(イングルズ)もその1人だ。彼らはポジティブな要素を見つけ、ベンチからすぐにゲームに入り込むことができる」とその適性に太鼓判を押す。 ジャズを昨季以上の高みに導くべく、イングルズは目の前のミッションに全身全霊を注ぐ。

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