現地10月30日に行われたミネソタ・ティンバーウルブズ対フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)の第3Q(クォーター)に、ウルブズのカール・アンソニー・タウンズとシクサーズのジョエル・エンビードが乱闘騒ぎを起こし、両者退場となった。 2人が乱闘になったのは、シクサーズが75-55と大量リードして迎えた第3Q中盤だ。これまでにも度々トラッシュトーク(互いを苛立たせる言葉の言い合い)を繰り広げていたエンビードとタウンズは、ゴール下のリバウンド争いで揉み合いとなり、まず最初にエンビードがタウンズを突き飛ばし、続いてタウンズがパンチを繰り出し、最終的に2人が掴みあったままフロアに倒れ込んだ。その際に、シクサーズのベン・シモンズがタウンズの上に乗って、タウンズの動きを封じていた。 ビデオレビューの結果、エンビードとタウンズには退場処分が言い渡されたが、ロッカールームに下がるエンビードには、フィラデルフィアのホームの観客から「MVP!」コールが贈られた。 試合は、エンビードが19得点、5リバウンド、シモンズが16得点、7アシスト、トバイアス・ハリスが18得点、9リバウンド、アル・ホーフォードが12得点、16リバウンドと活躍したシクサーズが117-95で圧勝した。 ウルブズでは、アンドリュー・ウィギンズが19得点、5リバウンド、ジェフ・ティーグが15得点、5アシスト、タウンズが13得点、6リバウンドを記録している。