ウォリアーズのステフィン・カリーは、これまでのキャリアで2度のシーズンMVP、3ポイントシュートに関する様々なNBA記録の樹立、6度のオールスター選出など数々の輝かしい実績を残している。しかし、スティーブ・カーヘッドコーチは、31歳となった現在の彼をキャリアの最盛期と見ている。 カーはこのように語る。「いつも通りで、ここ5年間に渡って彼が成し遂げたことに何も違いはない。しかし、中でも2度のMVPとトップ5に選出されたことは特別なものだ。そして、彼は素晴らしいキャンプを送っている。私にとって今の彼はフィジカル、メンタルともにピークにある。彼はキャリアを通して、あらゆるディフェンスと対峙してきた。今季、素晴らしい1年を送る準備はできている」 指揮官の発言が示すように、カーはプレシーズンから絶好調。先週行われたウルブズとのプレシーズンゲームでは25分出場で、フィールドゴール19本中14本成功(3ポイントシュート9本中6本成功)の40得点を記録している。 また、ウォリアーズはオフにケビン・デュラントが移籍、クレイ・トンプソンも故障からの回復途中であることから、カリーに対する相手のマークはより厳しくなると見られているが、指揮官は心配していない。 「対戦相手は、考えられるあらゆる手段を彼に対して講じてくる。ただ、彼は何年もそれに対抗してきた。今の彼は最盛期にあり、それがここ数年にわたって続いている。また、今後も続くことを望んでいる」