10月8日、さいたまスーパーアリーナで開催された「NBA JAPAN GAMES 2019」でヒューストン・ロケッツとトロント・ラプターズが対戦し、134-129でラプターズが第1戦に勝利した。 ラプターズは前日の会見でニック・ナースHCが明言していた通り、カイル・ラウリーが欠場。ノーマン・パウエル、OG・アヌノビー、サージ・イバカ、パスカル・シアカム、フレッド・バンブリートが先発出場した。 ロケッツは前日に別メニューで調整していたラッセル・ウェストブルック、ジェームズ・ハーデン、エリック・ゴードン、PJ・タッカー、クリント・カペラが先発した。 第1Qは互いに点の取り合いとなり、ロケッツが44点(FG成功率69.6%)、ラプターズが40点(FG成功率65.2%)を奪った。なかでもハーデンはフィールドゴール8本中7本、3ポイントを2本沈めて21点を挙げるなど、果敢に攻めた。 第2Qは両チームともにディフェンスの強度がアップ。そんななかでも、ベン・マクレモア(ロケッツ)のダンク、ウェストブルックの3ポイントやペネトレイト、シアカムの3ポイントなど随所に見せ場が生まれる。そして第2Q終了間際には、ハーデンの伝家の宝刀ステップバック3ポイント、イバカのダンクと連続してスーパープレイが飛び出し、前半が終了した。 106-99とロケッツ7点リードで迎えた最終Qは、若手たちが躍動。さながらレギュラーシーズンのような激しい攻防を繰り広げる。ラプターズはロンデイ・ホリス・ジェファーソンがシュートを沈め、残り6分49秒で114-114の同点に追いつく。その後も一進一退の展開が続くなか、最後は残り14.5秒でラプターズのペインがフリースローを2本沈め4点差として勝負あり。ロケッツを振り切って第1戦をモノにした。 ロケッツはハーデンが27分出場してゲームハイの34点、2リバウンド、7アシスト、ウェストブルックが21分出場で13点、2リバウンド、6アシスト、ゴードンが25分出場して12点、1リバウンド、4アシストをマーク。ラプターズは27分プレイしたシアカムがチームハイの24点、11リバウンド、4アシスト、イバカが22分で18点、5リバウンド、バンブリートが28分で14点、5リバウンド、5アシストを記録した。 なお、第2戦は10日に同会場で行なわれる。