NBAとシカゴ・ブルズが、NBAオールスター2020に向けた長期的なコミュニティー・プログラムの概要を発表した。 このプログラムは、シカゴのコミュニティー組織を統合し、若者たちとその家族をサポートして次世代のリーダーを生み出すことを目標としている。プログラムを遂行するために、NBAとブルズは以下のような取り組みをする。 ・Jr. NBAとHer Time to Playによるバスケットボールとリーダーシップのプログラム ・シカゴ・エリアの貧困層に向けたフードサービス ・各世帯に向けた「Season of Giving」イベント ・シカゴにいるホームレスへの支援 ・学校への登校を促し、恵まれない世帯や若者に向けて社会活動の重要性を説くプログラム ・退役軍人やその家族に向けた「Hoops for Troops」プログラム これらのプログラムの第一弾として、現地9月25日にシカゴのAdvocate Centerで、ユースを対象にしたクリニックが開催された。このクリニックには、NBAケアーズのアンバサダーのジェイソン・コリンズ氏や、ブルズのレジェンドのホーレス・グラント、トニー・クーコッチらが特別コーチとして参加した。 ブルズのマイケル・レインズドルフ球団社長兼COOは「NBAオールスターがシカゴに戻ってきて嬉しく思っている。我々は、シーズンを通してこのプログラムのエナジーを地域コミュニティーに注ぎ込むつもりだ。NBAオールスター2020によって、我々はNBAとだけでなく、地域コミュニティーの組織とも密接に協力し合える機会を得た」とコメントしている。 これらのプログラム以外にも、NBAファミリーのメンバーが、地元のコミュニティーと共同して1万人以上の子供たちや家族を救う草の根活動をしたり、2月に行われるNBAオールスター・ウィークエンド期間中の各種イベントを行う予定だ。