アトランタ・ホークス時代の2000年代から2010年代初頭にかけてNBAトップクラスのスコアラーとして活躍し、昨シーズンは3on3リーグの『BIG3』でプレーしたジョー・ジョンソンが、1年ぶりにNBAに帰ってくる。 Yahoo Sportsのクリス・ヘインズ記者とThe Athleticのシャムス・シャラニア記者によると、ジョンソンはデトロイト・ピストンズとの1年間の部分保証契約に合意したそうだ。また、ジョンソンとの契約に伴ない、ピストンズはベテランフォワードのマイケル・ビーズリーを解雇したと、ヘインズ記者は報じている。ビーズリーは、8月上旬にピストンズとの1年契約に合意したばかりだった。 1対1のオフェンス能力が高いことから『ISO Joe』と呼ばれているジョンソンは、BIG3で何度も劇的なクラッチショットを決め、その動画は毎回ネット上で大きな話題となった。今シーズンはBIG3の歴代1位となるシーズン175得点(8試合)を記録したほか、アシスト数でリーグ1位(31アシスト)、リバウンド数でリーグ3位タイ(60リバウンド)、スティール数でリーグ2位(9スティール)にランクした。BIG3での彼の3ポイントシュート成功率は39%で、フィールドゴール成功率は48.5%だった。 先月、The Undefeatedのマーク・スピアーズ記者が、フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)、ロサンゼルス・クリッパーズ、ミルウォーキー・バックス、デンバー・ナゲッツ、ニューオリンズ・ペリカンズの5チームが、BIG3で活躍したジョンソンの獲得を検討し、彼のワークアウトをする予定だと報じていた。 6度のNBAオールスター出場経験を持つジョンソンは、NBAでのキャリア後半の2007-08シーズンから2017-18シーズンまで、チームを毎年必ずプレイオフに導いている。NBAキャリア通算で1試合平均16.1得点を記録しており(フィールドゴール成功率44.1%、3ポイントシュート成功率37.1%)、ヒューストン・ロケッツとユタ・ジャズでプレーしたNBA最後の2017-18シーズンには1試合平均21.9分間のプレーで平均6.8得点を記録した(フィールドゴール成功率40.6%)。