W杯で敗れたグレッグ・ポポビッチHC「誰が出場辞退したかは関係ない」

国際大会で58連勝中だった世界ランク1位のアメリカは、W杯の準々決勝で同3位のフランスに敗れ、連勝記録がついに途絶えた。番狂わせとなった同試合、アメリカ代表はドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ)が29得点、6リバウンド、4アシストを挙げるも、チームは準決勝に駒を進めることはできなかった。 アメリカ代表メンバーについては、アンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)、ジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)、デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)といったスーパースターが相次いで出場を辞退したため、W杯が開催される前から心配されていた。 フランス戦後の記者会見で「他のスター選手とプレイしたかったか」と問われたミッチェルは、「一緒に戦った11人のメンバー以外については語りたくない」と拒んだ。さらに、ポポビッチHCが横から割り込む形で、以下の通りコメントしている。 「その質問は失礼じゃないかな。誰々が出場しなかったというのは、フランスや他の出場国に対して失礼だ。我々はフランスに敗北した。誰がチームにいたかは関係ない。私はオフシーズンを犠牲にしてW杯に出場した12選手を賞賛したい。そして、フランスの勝利も賞賛されるべきだ。12人のメンバーはよく頑張った。私は彼らを誇りに思う」 例年のアメリカ代表メンバーと比すると、確かに今年のメンバーにはスター選手が少なかった。しかし、アメリカがW杯で敗北したからといって、ポポビッチHCや代表選手がそれを言い訳にすることはなかった。2006年の世界選手権(現W杯)準決勝でギリシャに敗北して以来、国際大会で初めて敗北したアメリカが、来年の東京オリンピックでリベンジを果たせるか注目だ。 スポヲタ:ビタラフ アドル

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